エルポヨロコっていったい・・・

久しぶりに北区の大宮商店街近辺をうろつき、北大路通りを快適に走行していた。
大徳寺前交差点に差し掛かったところでハヂメの口から
「あれって前はエルポヨロコじゃなかったっけー」と〇ムジーを見てつぶやいた。
つぶやかれた私の耳には聞きなれない単語「エルポヨロコ」という言葉しか入ってこなかった。
なにその『エルポヨロコ』って!
初めて聞くうえに、とても英語とも和製英語とも思えないナゾの単語『エルポヨロコ』。
この難しい単語を何の迷いもなく、全く噛む事さえなく、発したハヂメでさえ何のお店か分からないと。
ただ、記憶の中にあったらしい。
「それはきっとアフリカにあったんだよ」と言っても
「いや、アフリカじゃぁないなぁ」
「でも ポヨ は英語には無さそうじゃない?」
「おっ、スペイン語には ポコ ならあるしそっち系?」
「じゃぁ、そっち系だねー」
『エルポヨロコ』という単語からなんだか訳の分からない方向へ進んでしまった。
でも彼は「絶対あるって。いや、有ったって」
と言い張る物で、帰宅後、さっそくネットで調べてみることにした。
あれだけ車の中で『エルポヨロコ』という単語を連呼していたにもかかわらず、
私は「エムポヨロコ?エルポムボコ?」と間違えてしまう。
そのたびに彼はやはりまったく噛む事さえもなく『エルポヨロコ』と言えてしまう。
ネットで調べた結果、どうやら昔京都に『エルポヨロコ』という名前のお店が有ったんだと言うことが分かった。ただ、はっきりとどんなお店だったのかは分からない・・・
「グリルドチキンが美味しかった」「ヨーグルトソフトクリームがうまかった」などとあるあたり、喫茶店?カフェ?ファーストフード?
ハヂメはかれこれ十数年前にも京都に住んでいた事があったと聞いていたので、
きっとその若かりしころに『エルポヨロコ』というお店の名前をどっかで聞いていたのだろう。彼は否定しているが、もうそれしか考えられない。
もし、まだあるのなら是非とも言ってみたい『エルポヨロコ』へ。。。

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