デザインに感銘・・・

iconmidwinter pottery(コンランショップの創設者でもあるテレンス・コンランがデザインしたことでも有名なイギリスの陶器メーカー)の著者であるスティーブン・ジェンキンス氏が5月に京都に訪れたときに一緒に行った「河井寛次郎記念館」。以前にも日記で書いたことがあるのですが、私はそこで強く感銘を受けました。陶芸をされている方や京都の職人さんなどはわりと「河井寛次郎氏」の存在をご存知のようです。スティーブン氏が京都で行きたいところが「河井寛次郎記念館」ということは、世界的におそらく有名なのだと思う。間違いなく陶磁器界においては。
先日の日記でも海外デザイナーが日本文化に多大な影響を受けているということを書いたのですが、ここでもそれは感じました。
1930年代から40年代にかけての彼の作品を見ているととても北欧のにおいがするのです。まるで北欧の陶磁器メーカーの作品を見ているかのような気になってしまいます。河井寛次郎さんの作品を先に見たことがある方にとっては逆の感じ方になってしまうと思うのですが、それくらい。。。
そこに行って以来、いろいろな人にオススメしている「河井寛次郎記念館」
といっても周りに興味のある人がいなかった作品よりも建物に興味があるという人はいたのですが。。もちろん建物自体も京風町屋で、生活の場として、仕事場として、彼の世界観をたっぷり味わうことが出来るのもオススメする理由の1つ。
若い学生さんらしき人がテーブルに置いてある本を真剣に見ている姿もありました。
京都にお越しの際はぜひぜひとオススメしている今COMFY的一押しのスポットです。


Steven Jenkins【スティーブン・ジェンキンス】
スティーブンジェンキンス氏の一部の著書
Midwinter Pottery・・・2003年バージョン(作品写真の点数増)
Miller’s Ceramics of the ’50s & ’60s
Portmeirion Pottery

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